タベルナーコロとは?

芸術を読み解く
01 /16 2013
イタリアで町中を散策していると、タベルナーコロをしばしば見かけます。

下はフィレンツェのサンロレンツォ露店街の外れにあるタベルナーコロです。
tabernacolo

tabernacoloを辞書で調べると
(聖像を安置するための、教会内部の小礼拝堂や、街角の壁の凹みに設けられた)壁龕
(小さな)壁祭壇

Wikipediaで調べると
Dimora(住まい)という意味を持つ言葉「Taberna タベルナ」の縮小辞
つまり「小さいな住まい」ということです。
「人間の元での神様の住まい」がタベルナーコロなんですね。

ちなみに大衆食堂、居酒屋のほうはtaverna(タヴェルナ)と書くので、ちょっと綴りが違います。

道ばたで見かけるタベルナーコロはお祈りをする場所であったり、道往く人を守護するお守りのような意味があります。日本で言うとお地蔵様?

また教会内部にあるタベルナーコロは「聖体」を保管する場所となります。
聖体は、ミサや聖体礼儀で食するためにパンを聖別し、キリストの体の実体として信じられ、食べられるものです。
フィレンツェ、サンロレンツォ教会の中のタベルナーコロ(デジデーリオ・ダ・セッティニャーノ作)
tabernacolo2
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。