イタリア最高の教育機関ピサ大学

ピサ県
03 /31 2013
ピサ大学は1343年に設立されたとされますが、その起源は11世紀まで遡るとされています。大学には、16世紀に設立されたヨーロッパ最古の学術植物園があります。

さてピサ県のガイド試験を受けた時もよくわからなかったのが、ピサ大学システムです。
そこで調べてまとめてみました。
「ピサ大学システム」はイタリア最高の研究機関とされますが、これは三つの施設から構成されます。

ピサ大学(Università di Pisa)
ピサ高等師範学校 (Scuola Normale Superiore di Pisa)
聖アンナ高等師範学校 (Scuola superiore di studi universitari e di perfezionamento Sant'Anna)

「ピサ高等師範学校」はナポレオンのイタリア支配の時代に、パリの師範学校(École Normale Supérieure)の分校として創設されました。ナポレオン失脚時に一体は廃止されますが、ロレーヌ家のレオポルド2世によって再建。
「Scuola normale 普通の学校」という名称は「norme ルール」を伝える教育の主眼となる目的の機能を表し、「superiore 高等の」は教員の育成を表します。

「聖アンナ高等師範学校」はムッソリーニの指揮下に研究機関として創立されました(18世紀にピエトロ・レオポルドが一般市民の若者の教育のためサンタアンナ尼僧院に設けた機関が母体になっています)

以下、ピサ大学システムのデータ
イタリアの研究機関の中で第1位、ヨーロッパの主要大学の中でも常に30位以内(The Academic Ranking of World Universities)
◉特に自然科学と工学分野(農学、宇宙物理学、コンピュータサイエンス、工学、数学医学、獣医学)が有名
◉学生数57000人
◉ピサ大学には11学部、57学科があります

ピサの人口は8万6千人なのですが、大学生が5万7千人。もちろんピサ近郊から通っている人も多いでしょうが、大学が町の要になっているのがよくわかる数字ですね。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。