ごあいさつ

羅針盤
01 /01 2018
いつも『フィレンツェガイド日記』をご愛読いただきありがとうございます。
また、ふと『フィレンツェガイド日記』にたどり着いた方、はじめまして。
現地在住の日本人ガイドがフィレンツェを中心としたイタリアの記事を書いております。皆様がイタリアに興味を持っていただける機会となりましたら幸いです。
natale2016-9
イタリアではツーリストガイドは州や県が行うガイド試験に合格して、公認ガイドにならなければなりません。これは地域の正しい歴史や詳しい知識を観光客の皆様にお届けするための制度です。
ライセンスガイドが一緒なら、個人旅行のお客様も限られた時間で効率よく密度の濃い説明を聴きながら観光することができます。素晴らしい美術館も美味しいレストランもショッピングのポイントもお任せください。

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羅針盤2

新着記事は、このひとつ下の日記をご覧ください。
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サントロペの名前はピサの聖人から

ピサ県
07 /24 2017
ピサ大聖堂の身廊には大きな絵画作品が並んでいます。
ピサに関連した聖人の物語やピサ共和国の歴史がテーマの作品群です。

その中にピサ出身のSan Torpèの断頭の場面が描かれた作品があります。
San Torpè
サン・トルペは1世紀の人物で、ネロ皇帝の廷臣でした。
1世紀といえば、聖ピエトロがローマに行く前にピサに立ち寄り、サン・ピエロ・ア・グラードにてミサを行った時代です(西暦44年)

トルペはキリスト教に回心し、ピサとルッカの間の山に隠棲していた人物アントニオから洗礼の儀式を受けました。
しかし女神ディアナを信じていたネロ皇帝によって棄教を迫られ、迫害を受けます。
拷問にあっても奇跡的に生き延びたため、最後は断頭され殉教しました。
その遺体は、雄鶏と犬と共に小舟の乗せられ、海に流されます。

船は沈むことなく奇跡的にプロヴァンス地方の浅瀬に流れ着きました。
そこにあった町は聖人の名をとって「サントロペ (Saint-Tropez)」と呼ばれるようになったのです。

1950年代にフランスを代表するアーティストたちがサントロペで好んで夏を過すようになり、コート・ダジュールのリゾート地として有名になりました。

ピサ、ジェノヴァ、サントロペにこの聖人に捧げた教会があります。

ちなみにピサ大聖堂の作品はPlacido Costanziという18世紀のローマ出身の画家によって描かれました。

ヴァザーリの回廊を渡る(ヴェッキオ宮殿→ウッフィツィ美術館)

シニョーリア広場地区
07 /21 2017
フィレンツェのメディチ家が作らせた「ヴァザーリの回廊」
16世紀にフィレンツェ共和国の政庁舎であるヴェッキオ宮殿に住み始めたメディチは、アルノ川南岸のピッティ宮殿も購入。その間を安全に行き来できないかと考えて建設させたのがヴァザーリの回廊でした。

今まで「ヴァザーリの回廊」を予約すると見学することができたのが、下記の紫字の部分
ヴェッキオ宮殿→ウッフィツィ美術館→ヴェッキオ橋→ピッティ宮殿

そして新しく別に予約できるようになったのが、ピンク字の部分です。
ヴェッキオ宮殿→ウッフィツィ美術館→ヴェッキオ橋→ピッティ宮殿

ヴェッキオ宮殿とウッフィツィ美術館の入場料+予約料がかかります。
チケットがこちら。2つの美術館の名前が入っていますね。
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※写真はガイド用チケットなので、予約料の4ユーロしか払っていません。

外から見るとこの部分
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ヴェッキオ宮殿の内部から見るとこの部分
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ヴェッキオ宮殿から入り、まず宮殿内を見学。予約時間になったら緑の間で扉が開くのを待ちます。

係員が扉を開いてくれます。
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短い距離なので、もうウッフィツィの入り口が見えます。
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ウッフィツィに入るには金属探知機を通らないといけないので、向こう側に設置されていました。

シニョーリア広場のランツィのロッジャが真横に見えます。
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彫刻コレクションが置かれていて、絵画はありません。
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ちょっと後方に今までいたヴェッキオ宮殿の様子が見えます。
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係員の説明もなくて、歩くだけのあっけないコースでしたが、ウッフィツィの3階にまっすぐ入れました。
両方の美術館に入場したい人にはいいかもしれませんね。

ホテルの壁を駆け上がるヴェスパ

enjoyモダンアート
07 /20 2017
ヴェッキオ橋近くのデザイナーズホテル。
ホテル外壁と前の広場に、期間限定で現代アートのオブジェが飾られているのですが、久しぶりに通りかかったらスクーターのヴェスパが並んでいました。
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フィレンツェ市とピアッジョ社の協賛により、2017年末まで12台のヴェスパが展示されています。

インスタレーションの題名は「Freedom」

ホテルの壁を空に向かって駆け上がるヴェスパの列
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ヴェスパはイタリアのイコンの一つ、コミュニケーションツールの一つ、デザインワークの代表作!と横のプレートで大絶賛されていましたw
私は、どちらかと言うと古い型の方が好きかなあ。

またホテル内部では「Andy Warhol Forever」展も開催中です。

エスターテ2017

写真館
07 /19 2017
2017年7月、フィレンツェで撮影した写真を載せていきます。

夏至は過ぎましたが、まだまだ日が長い。19時過ぎでこの太陽の高さです。日暮れは21時ごろ。
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ミケランジェロ広場からの夕暮れ。残念ながらちょっと曇っていました。
21時20分ごろでこんな感じです。夕食後に立ち寄りました。
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ヴェッキオ橋近くのレストランで、フィレンツェ風Tボーンステーキを切る様子をお客様の前でデモンストレーションしてくれます。
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包丁で肉を切った後、鉈で骨をガンガンと切断します。

花屋さんが一階にあるサヴォイホテルのフラワーアレンジメント。
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ストロッツィ宮殿の外で絵を描いているグループ。学校の課外授業なのかな?
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ジェラテリーアに「すだち」風味が期間限定でありました。
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agrume giapponese(日本の柑橘)と書いてあります。私はフラッペ(シェイク)にしてもらったのですが、かなり酸っぱかった!ジェラートでも酸味が強そう…

なんか道路に書いてある。もしかしてセールの宣伝?と思って立ち止まって読んだら、違法の物売りから買い物したら罰金ですよ!という警告文でした。効果あるのかな、これ?
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販売人よりお金があると思われる観光客から罰金を取るスタイル?

伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。